たまに餃子みたいに丸まった耳の人を見かけることってありませんか?
そのような耳のことを餃子耳といいます。
一般的に、柔道、レスリング、ボクシング、ラグビーなど格闘技をしていている人がなりやすいです。
この写真ほどではありませんが、僕も高校3年間のラグビーの影響で耳が変形しています。
今回は餃子耳についていろいろ書いていきます。
餃子耳のできかた
なぜ格闘技をしている人に餃子耳が多いのかというと、柔道をしている人は畳に耳が擦れたり、ラグビーやレスリングで頭がぶつかったりして耳の耳介の部分に内出血を起こします。
この内出血を繰り返しているうちに血腫が固まって耳が変形します。
餃子耳の完成です。
僕もかつてはみなさんと同じ普通の耳を持った人間でした。
しかしラグビーの練習でタックルを繰り返すうちに(タックルは頭からぶつかっていきます)、耳が腫れて血が溜まり、血を抜いて耳をしぼめ、また練習で耳を腫らす。
という事を繰り返すうちに餃子耳になりました。
耳介という外耳道と外耳で構成している部分があり、その皮膚と軟骨の間に血液がたまって腫れることを耳介血腫といいます。
ラグビーや柔道などの格闘技は、耳に強い衝撃が加わることが多いので、耳介血腫を起こす人が多く、度々耳介血腫になる人が餃子耳になります。
耳が腫れた時の対処法
耳介血腫は耳が水ぶくれみたいに腫れた状態です。さわるとプニプニしてます。
そして触るとメチャクチャ痛いです。
運悪く耳に血が溜まってしまった場合はどうすればよいのかという事ですが、とりあえず耳鼻科に行きましょう。
針をさして血を抜いてもらえます。
それで一旦はしぼむのですが、しぼんだ状態で触ってもメチャクチャ痛いです。
耳の変形を避けたい人はこの時点でコンタクト系の練習を避けなければなりません。
もし練習を再開したらすぐにまた耳が腫れます。
腫れて血が溜まってきたら耳鼻科で血を抜く。
という行動を3か月で5~6回ほど繰り返していたら、ある時耳が腫れなくなります。
餃子耳が完成したからです。
餃子耳になると、あの耳が擦れるたびに感じていた激痛もなくなります。
逆にいうとこの3か月くらいの期間は練習を続けている限りずっと痛いです。
餃子耳のメリット
餃子耳になって感じたメリットは・・・
特にないのですが、一つ挙げるなら会話の話題になることですかね。
「もしかして昔、柔道やってました?」
「あ、耳どうしたんですか?」
みたいな感じで興味を持たれることがたまにあるくらいです。
餃子耳のデメリット
デメリットはイヤホンが耳に入りづらいことです。
耳の穴がふさがっているので、プラスチックでできた固いイヤホンが入りません。
カバー付きの「スポッ」とはまるソフトなイヤホンしか使えないことが悩みです。
そのソフトなイヤホンですら7割ほどのフィット感しかないです。
たぶん全力で走ったらとれます。
ちなみに僕はこのイヤホンを使用しています。
ブルートゥースのわりに使用時間が長いので気に入っています。
まとめ
あなたの周りにいる餃子耳の人にもその人なりの血塗られた耳歴史があります。
餃子耳は健康には特に影響はないので、もし耳に血が溜まって苦しんでいる方がいたら、練習を辞めるか、それが無理なら諦めましょう。
数か月の辛抱です。
探したけど、耳を衝撃から保護する商品は全くなかったです。
需要がほとんどないからしょうがないですね・・・
自分で作るしかないです。
ちなみに僕は学校にあったビート版を加工して、オリジナルの耳当てを作って練習をしていましたよ。