バイトをする一番の理由は「お金」なのですが、それと同じくらい僕が重視していることがあってそれは「新鮮さや刺激」で自分の好奇心を満たすために同じバイトをずっと続けず、色々なバイトを転々としています。
そんなわけで今回は清掃バイトをした時の仕事内容や感じたことを書いていくので、清掃バイトをする機会がある人は良かったら参考にしてください。
清掃バイトはどんな人が働いているの?
僕は近所のスーパー銭湯での朝清掃のバイトをしていました。朝5時から7時半までの2時間半の勤務で給与は1回あたり2500円くらいでした。朝の時間帯を拘束する割には少し安いと思いますがそれには理由があります。
それはぶっちゃけ掃除のバイトは誰でもできるからです。いや、ほかのコンビニとかファミレスのバイトも誰でもできるじゃんと思ってしまいますが、実はそんな事はないのです。
もしアルバイトの面接に年老いたご老人と中年のおばさんと若者の3人が来ていたら普通は若者を採用します。そのような接客業で働けないご老人やおばさんの受け皿となるのが清掃バイトなのです。なので雇用主側からはどうせここでしか働けないだろと足元をみられ給与が低くなるのです。
このような事情から僕がは働いていた職場は引退したシルバーのおじいちゃんと、50代を過ぎたくらいのおばちゃんが多かったです。
清掃バイトの仕事内容
掃除する施設によって作業は異なると思いますが、僕は銭湯の掃除だったので、浴槽や椅子や床などをキレイにしていました。基本的に1人の作業担当場所(男子浴槽みたいな)が決まっていて、それに従い1人で黙々と掃除をしていく感じでした。
会話下手な僕にとって1人で作業できる事はよかったのですが、なにぶん割り当てられた作業量が多い・・・「2時間半でこんなに掃除させる??」ってくらい掃除範囲が多かったです。
本気でやっても絶対に終わらないくらいの量で、本気で隅々まで綺麗にしようとすると3時間半とか4時間とかかかりそうでした。
早朝清掃バイトに期待したこと
僕が清掃バイトをしたお金以外の理由は
- 早寝早起きの習慣を身に付けたいから
- 整理整頓の癖が付くと期待したから
- 丁度よい運動になるから
です。
お金以外にこのようなメリットがあると期待したのでバイトを始めたのですが、実際に続けてみた結果・・・
逆に不規則な生活習慣になった
朝5時のバイトに遅刻しないために夜通し起きていたり、その結果、昼や夕方に力尽きて爆睡したりなど、早寝早起きとは程遠い生活なになりました。
部屋は散らかったまま
清掃のバイトをすることでキレイ好きになって部屋もキレイにするようになると期待したのですが、実際は前と変わらず汚いままで食器も溜まっています・・・
ダイエットどころかちょっと太った
普段運動しないので、掃除で体を動かして健康になるかなと思ったのですが、実際はそれほど身体も動かさず、さらに洗剤をブラシやたわしでこすってその液が空気中に舞うので、それをもろに吸うことで健康を害しているのではないかと思いました。
…というか、早朝バイトのデメリットになってしまいましたが、ほとんどの原因は僕にあります。
早朝清掃バイトのメリット
早朝清掃バイトのデメリットばかり上げてしまいましたが、もちろんメリットもたくさんあります。
朝の通勤は人が少なくて快適
会社に出勤するときの通勤ラッシュが苦手なので、朝の早い時間はとにかく快適です。しかも、朝日を浴びると「今日も一日頑張ろう」という気持ちが沸いてきます。
早朝は深呼吸するだけで、身体が浄化されたような気分になれるので最高です。
働いている人がみんな優しい
もちろん清掃会社にもよるかもしれませんが、働いている人がみんな優しかったです。
僕が大学生だということもあって、年配の方たちがいろいろと配慮してくれます。ときにはお菓子をくれるということも…。
最初は年配の人たちばかりで怖いイメージがあったのですが、みなさんアットホームな感じで働きやすかったです。
黙々と作業できる環境はコミュ障はもってこい!
ひとりでただ黙々と作業できるのは、話し下手な僕にとっては最高の環境でした。もちろん作業量が多くて大変ですが、人間関係にわずらわしさを感じなかったというメリットは大きいですね。
僕の仕事が続かない原因の多くは「人間関係」なんですよね。同じように人とのつながりで悩んでいる人にとってはぴったりの仕事だと思います。
充実感が大きい
いろいろと文句をいってしまった僕ですが、なんだかんだいって充実感がかなり大きいです。掃除をすると目に見えて綺麗になっていくことがわかるので、「やってやったぜ!」という達成感がすごいです。
もちろん掃除という作業はとっても大変です。しかし、そのぶん成果として現れるので、仕事としては充実感と達成感のふたつを手に入れることができるので満足度は高いです。
まとめ
僕がアルバイトをしていた清掃会社は、なぜかつねに人手不足という感じでした。
当然僕にも「頑張ってもっとシフト入って!」という命令なのかお願いなのかよくわからないようなお声が結構かかりました。
その結果「早起きの習慣もつかないし、俺の部屋は汚いままだし・・・ふざけんな!」(最後のは八つ当たり)と僕の中のなにかが爆発したので、辞めることにしました。
さすがにバックレはまずいので、電話で辞めますと伝えました。引き止められましたが辞めますと突き通していたら勝手に向こうが諦めてくれました。
はい・・・最終的な感想としてはもう二度と朝清掃のバイトはやりたくないという感じです・・・