期待されて力を発揮するタイプの人間とは
世の中には様々なタイプの人間がいます。
一人で黙々と頑張ることが好きなタイプや負けず嫌いで相手にバカにされるほどなにくそ根性で力を発揮するタイプなど人によって千差万別ですが、僕の場合は人から期待されればされるほど力を発揮するタイプなのではないかと最近思うようになりました。
プレッシャーに弱いからあまり期待されたくないという人も多いのに、周囲から期待される事を望みそれに応えるために力を発揮する真逆のタイプの人も結構います。
思うに、期待されるほど力を発揮するタイプの人間は自尊心がめちゃくちゃ低く、なおかつ、かまちょ属性が高い人です。
なぜなら僕自身がそうだからです。【サンプル数(n)n = 1】
こういう人は常に自尊心が低いので、自己肯定感に飢えています。なので人から求められたり期待されたりすると、渇きを満たすため、砂漠を彷徨っている中で見つけた湧き水をむさぼるように飲むがごとく、必死で相手の期待に応えます。
力を発揮する状況
では次にどのような状況で力を発揮するのか具体例をみていきます。
いきなりですが、僕は虫が苦手です。部屋の壁にでっかい黒ゴキブリがカサカサ動いているのを発見したら、たちまちパニック状態になりフリーズしてしまうでしょう。虫の羽音とかも気持ち悪いし、ほんと虫はダメです。
そんな虫嫌いの僕ですが、複数人で部屋にいるときにゴキブリが出現した場合はさっきと異なる反応をみせます。
他の人たちがフリーズしている中で
「あ、ゴギブリなんかでビビるなよな」
(素手で捕まえてティッシュで包んでゴミ箱ポイッ)
みたいになります。
周囲のゴキブリをなんとかしてほしいという期待に応えるために、虫嫌すら克服するほどの力を発揮します。
これは子を産んだことにより、女から母へとトランスフォームして強くなった女性と似ています。
母としての強さはドラゴンボールのポタラによる合体のように永続性がありますが、期待されて力を発揮するタイプの人間の強さはスーパーサイヤ人状態みたいなもので持続性はあまりありません。
力を発揮するための条件
期待されて力を発揮するための条件はもちろん相手から期待される事ですが、どのような状況だったら相手に期待されやすいか見ていきます。
自分以外の相手の存在
当たり前ですが、自分以外に人がいなければ期待のされようがありません。
そのうえで友好関係を築いておく必要があります。なぜなら人は嫌いな人間の足はトコトン引っ張る生き物だからです。
嫌いな人に期待する人間はいません。
立場が上か下の人
同僚や同級といった自分と同じ立場の人間は、ライバル関係が成立しやすく、頼る頼られるといった主と従の関係が起こりづらいです。
なので、自分より立場が上の上司や親、立場が下の後輩や弟や妹などと友好関係を構築することが必須です。
(ちなみに僕はできていません)
オンリーワン
人から頼られるためにもう一つ大切なのは、オンリーワンの存在になることです。
なにも世界のどこかを支えるといったオンリーワンではなく、自分の所属する小さなコミュニティの中で必要不可欠な存在になれば良いのです。
人を均一の労働力とみなして時間に対して給与が支払われるアルバイトというものを僕があまり好きになれないのも、このオンリーワンの部分が欠けているからではないかと思います。
報酬
給与などの報酬はしばしばその人に対する期待値として扱われます。
なので口ではどれだけ期待していると伝えても、その人に支払われる報酬が雀の涙ほどだったら、
「自分は全然期待なんてされてないじゃないか・・・」
と意気消沈します。
上の立場の人だったら給与や昇進など、下の立場の人だったら感謝など、
期待する⇒力を発揮する⇒報酬
というような一連の流れを確立することが、力を発揮するためには大切です。
おわりに
こんなことを書いておいてなんですが、僕自身は人から期待されることもなく、乾ききった人生を過ごしています。
この文章を読んでくださった方、もしよかったら期待してください。
応援とはまた違う気がしますけど・・・
僕のこれからの行動および人生に乞うご期待!
みたいな・・・
あー、よくわからんけど貝になりたい。